IT導入補助金 ITツール審査用説明

ツール名:トリプルA2022-MM(3階層)
=システム要件= 下記のプロセス(管理機能)を持つこと
<システム管理者である都道府県スポーツ組織>

(1)3階層(上部組織、下部一次、下部二次組織)の会員組織の個人会員の登録・管理・集計

(2)毎年度実施する事業

①大会申込み・管理・集計

②審査申込み・管理・集計

③講習会申込み・管理・集計

(3)営業サポートツール(事業参加潜在会員分析)

(4)会計サポートツール(費用集計+費用振込明細申告)

 

<システムユーザーである下部一次組織、下部二次組織>

(1)年次毎の会員の登録

(2)各種事業(例:大会・審査会・講習会)に申込み(個別個人単位/複数人単位の一括申込み)

(3)会計サポートツール(費用集計+費用振込明細申告)

=プロセス(機能)一覧表=
(1)上部組織(以下、本部と呼ぶ)への下部組織(下部一次組織、下部二次組織)からの年次会員登録の申込み、下部組織の組織情報・会員情報の管理と集計分析の機能

<プロセス(機能)と仕様>

・本部は、全ての組織情報(キャプチャ1)・会員情報の登録(キャプチャ2)、修正、削除、閲覧、集計(キャプチャ3)ができる、その場合、個人単位でのKintoneへの登録できる機能と、一次から四次の下部組織(以下、下部組織と呼ぶ)が管理するMS-ExcelやCSVデータを利用して、複数会員の一括登録ができる機能(キャプチャ4)を持つ

・本部では、一次、二次の下部組織に会員情報や閲覧の権限を、組織別、項目別に付与できる(キャプチャ5)

・本部が管理できる年度別会員の全数は、一年度10万人までとする

・本部は、登録された会員情報を項目別や組織別、年次別などで、集計、分析できる

・本部は、会員情報の登録、集計した結果を、CSVデータでダウンロードできる(キャプチャ6)

・下部組織は、自組織の組織情報・自組織の下部組織情報、所属する会員情報の登録(キャプチャ7)、修正、削除、閲覧、集計ができる。その場合、個人単位でのKintoneへの登録できる機能と、MS-ExcelやCSVデータを利用して、複数会員の一括登録の機能(キャプチャ8)を持つ。本部の判断する仕様により、最下部四次組織である個人からの直接登録を可能とし、従来の対面式での登録でなく非対面での登録を可能とする

・下部組織は、自組織が登録した会員情報を項目別や組織別、年次別などで、集計、分析できる(キャプチャ9)

・下部組織は、会員情報の登録、集計した結果を、CSVデータでダウンロードできる(キャプチャ10)

・本部、下部組織は、組織間の会員の二重登録や重複を警告し、その場合、登録できない仕様とする

(2)各種事業(例:大会、審査会、講習会)の参加申込み、申込み者の管理・集計・分析の機能

<機能と仕様>

・本部は、各種事業(大会、審査会、講習会)の情報を登録(キャプチャ11)、修正、削除等の管理ができる。登録会員内から個別に選択し、事業に参加申込みができる機能と、MS-ExcelやCSVデータを利用して、複数会員の一括申込みができる機能を持つ(キャプチャ12)

・本部は、各種事業別に、男女、年齢や資格によって部門が分かれている場合があるので、条件を指定し、事業毎に下部組織からの申込みを制限することができる(キャプチャ13)

・本部は、各種事業の募集要項のPDFをKintone管理画面に掲載し、各組織が申込む際に閲覧できるようにする(キャプチャ14)

・本部は、申込済の各種事業毎に、参加者の集計(キャプチャ15)、履歴から閲覧、修正、削除ができる

・本部は、申込みされたリストをもとに、上部組織への申請するフォーマットを作成できる

・下部組織は、申込期間中の各種事業に対し、自組織登録会員内から個別に選択し、事業に参加申込ができる機能(キャプチャ16)と、MS-ExcelやCSVデータを利用して、複数会員の一括申込みができる機能(キャプチャ17)を持つ

・下部組織は、申込済の各種事業毎に閲覧はできるが、修正削除は出来ないという制限をかける

・本部、下部組織は、各種事業の参加者の一覧、集計した結果を、CSVデータでダウンロードできる

・各種事業の申込み締め切り後、本部、申込みのあった下部組織へ、申込完了の通知メールが自動で送付される(キャプチャ18)

(3)本部、下部組織との情報交換の機能

<機能と仕様>

・本部は、本部から下部組織への全体連絡事項をKintone上で情報交換できる

・本部と下部組織のやり取りメールがシステム内で出来、履歴が残る機能とする

・会員登録に関しては、下部組織がKintone上で入力したデータを上部組織が確認して、正式な登録データとなる

・下部組織間の情報交換は、できないようにする

(4)営業サポートツール(事業参加潜在会員分析)

<機能と仕様>

・本部は、本部主催事業の、下部組織からの参加会員数と、参加する見込みのある潜在会員数をkintone上で集計閲覧できる(キャプチャ19)
・本部は、下部組織の本部主催事業への参加見込み潜在会員の詳細を、Kintone上で閲覧できる(キャプチャ20)
・本部は、本部主催事業への下部組織からの参加率や、参加見込み潜在会員の情報を分析することができ、主催事業の営業戦略や、参加率の向上に役立つ営業ツールとして、本ツールの情報を利用することができる
・下部組織は、自組織の本部主催事業参加会員数と、参加する見込みのある潜在会員数をkintone上で集計閲覧できる。
・下部組織間の参加会員、参加見込み潜在会員の情報は、閲覧できないように制限を設ける

(5)会計サポートツール(費用集計+費用振込明細申告)

<機能と仕様>

・本部主催行事での、下部組織からの参加費用振込の申請をKintone上で管理、閲覧できる
・下部組織が参加費用、振込日等の申請登録ができ、月ごとの集計表、履歴が残る機能とする(キャプチャ20)
・下部組織がKintone上で入力した振込情報を、本部と下部組織間で閲覧共有できる(キャプチャ21)
・下部組織は振込情報登録で、振込日、振込金額(自動計算or手入力)、メッセージ、振込明細資料の添付ができる機能とする(キャプチャ22)
・下部組織間の振込情報は、閲覧できないように制限を設ける

=システム構成図=

 

システム構成図2022

=システム価格表=

 

=キャプチャ一覧=

キャプチャ一覧